
サウナにはさまざまな種類があり、世界中で様々な文化的背景から発展してきました。ここでは、代表的なサウナ施設の種類を紹介します。
フィンランド式サウナ
フィンランド式サウナは、最も一般的なサウナの形式であり、世界中で最も広く普及しています。
高温で乾燥した空気を使用し、通常は木製のベンチに座って入浴します。
また、水をかけて蒸気を発生させたり、ハンドタオルを使って身体を叩くことで、血行を促進することができます。
ロシア式サウナ
ロシア式サウナは、ロシアや周辺地域で見られるもので、高湿度の空気を使用します。
木製のベンチに座って入浴することが多く、水をかけて蒸気を発生させたり、ビルベリーの枝で叩いたりすることが一般的です。
ロシア式サウナは、血行促進や免疫力アップなどの効果があるとされています。
トルコ式サウナ
トルコ式サウナは、トルコや周辺地域で見られるもので、湿度の高い空気を使用します。
床には熱した石が敷かれ、その上に座って入浴することが多いです。
また、トルコ式サウナでは、ベンチや壁に石膏で作られたデコレーションが施されていることがあります。
トルコ式サウナは、皮膚や呼吸器系に働きかけ、リラックス効果があるとされています。
インフラレッドサウナ
インフラレッドサウナは、赤外線を使用して体を温めることでサウナ効果を得るものです。
高温と高湿度のサウナと比べると温度が低く、乾燥しているため、高温が苦手な人や、肌が敏感な人に向いています。
また、インフラレッドサウナは、筋肉疲労の軽減やダイエット効果があるとされています。
韓国式サウナ(ジムジルバン)
韓国式サウナは、ジムジルバンと呼ばれ、伝統的な韓国式サウナと現代的なスパの両方の特徴を備えています。
ジムジルバンには、いくつかの異なる温度帯があり、温泉、マッサージ、食事、カラオケ、漫画などの様々な施設が用意されています。
特に韓国式サウナには、汗をかいた後に塩やコーヒーで作られたボディスクラブをする伝統的な文化があります。
ジムジルバンは、韓国だけでなく、アジアや米国の都市部でも人気があります。
まとめ
その他にも、健康ランドやスパ施設などの複合施設には、多目的なサウナ施設があります。
これらの施設には、多くの種類のサウナがあることが一般的であり、サウナ体験を楽しむだけでなく、エステやマッサージなどの施術を受けることもできます。
また、近年では、個室でサウナを楽しめるプライベートサウナが注目を集めています。
プライベートサウナは、家庭用サウナのような個室で利用できる施設で、家族や友人と一緒に利用することができます。
プライベートサウナには、電気式や天然木の薪を使った本格的なサウナが用意されている場合があります。
以上のように、サウナ施設には様々な種類があり、それぞれ異なったサウナ体験ができます。
自分に合った施設を選び、効果的なサウナ体験を楽しむことが大切です。